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2007.09.04

第二回MoEノベルテーマ

少し遅れましたMoEノベルテーマ。
第二回の作品が完成しましたのでup!

MoEノベルテーマとは?

GJこと管理人が時折提示するテーマに沿って、MoEに関する娯楽的文章を書いてみようっていう企画!
ぼくはテーマを立ててから1,2週間には何らかの創作物をupします。もしも物書きの練習や暇つぶしのためにお付き合いしてくださる方がおりましたら、創作物をご自身のブログにupする際、トラックバック送信先にこの記事を指定して下さい。もし気に入っていただければコメントでもしてください。励みになります。

第二回のテーマは『スキル:着こなし』でした。
防具を装備するのに欠かせないこのスキル、参加者の某Jさんに怒られるほどの漠然とした、難易度の高いテーマでした。

以前、着こなし100の管理人がある実験を行ったので、その話を少々。
AC120とAC140でどのくらいのダメージ差があるのか?
ACが高ければ高いほど、それ以上上げても効果がないと言われていますが、実際の数値はどのくらいなんだろうかと。
調べてきました。

攻撃者:筋力100、戦闘技術90↑のバーサーク使用、チョッパー装備
10回ほど攻撃して貰って、最高ダメージ、最低ダメージ、平均ダメージを算出してみました。
結果
AC120
 最高68(二回)
 最低60
 平均65
AC140
 最高67
 最低56
 平均60.56

平均ダメージが5前後減るのではないかという結果が出ました。
たったの10回程度の実験なので信頼性は低いですが、無駄ではなさそうな気がします。

↓では管理人の作品をどうぞ↓

『Only One』





テーマ2-1

あるところにパンデモスの男がいました。
彼の名前はロイ。
城下町ビスクに住み、木こりと狩りが仕事です。
彼は日が昇るとミーリム海岸へ出て、ネズミの皮を剥ぎ若木を切り倒して日が落ちる前に町へ帰ります。
町に着き夕食を済ませると、昼間採ってきた物をビスク西商店広場の隅っこに広げ、生産者に売って生計を立てているのです。










テーマ2-2

彼には悩みがありました。
それは異常に骨張った体です。
彼は力持ちで身長がありハンサムでしたが、その骨張った体のせいで布製の服しか着ることが出来ませんでした。
木製の鎧や金属製のそれを着ると、骨が当たって痛くて仕方がありません。
巨大な竜やアンデッドを退治したりして冒険することが夢であるロイにとって、これは非常に大きな悩みでした。










テーマ2-3

そんな彼には、いつもお洒落な服を安く作ってくれる馴染みの裁縫屋さんがいました。
エッタというニューターの女の子です。
エッタは、ロイが服をぼろぼろにしてしまう度に「しょうがないなぁ。」と言いながら、お洒落な洋服を作ってくれました。
彼女が服を作っているところを見るのが、ロイは大好き。
そして「動物の皮、切れそうなの。少し分けてくれる?」と上目遣いで言われると嬉しかったのでした。










テーマ2-4

ある日、いつものように狩りをして、町で露店を終え、路地裏で眠ろうとしていると、目の前に真っ白なローブを着た男が立っていました。
ロイが住む路地裏にはこんな男はいません。ローブの男はこう言います。
「毎日君の祈りが私の元に届く。私は君の声に応えたいのだ。朝目覚めたならば自分の体をよく見なさい。」
なぜか強烈な眠気を覚えたロイは、その声をぼんやりと聞いてそのまま眠りに就きました。










テーマ2-5

翌朝、目覚めて背伸びをしたロイは、伸ばした自分の腕を見て驚きました。
しなやかな筋肉がついた腕から、あのごつごつした骨が出ていません。腕だけではなく、全身が生まれ変わっていました。
彼は飛び跳ねて喜びます。
「毎日お祈りをしていてよかった!」という叫びは、何事かと近隣の人々を起こしてしまうくらいでした。










テーマ2-6

ロイはすぐにエッタに会いに行きました。
彼女はまだ寝ぼけていましたが、彼の新しい体を見てびっくりします。
「よかったねロイ。」お祝いの言葉を口にする彼女の笑みは少し寂しそうでした。
「おれ、おれ、冒険に出るんだ。ずっと夢だったんだ。」
興奮しきったロイは、彼女の様子に気づかず、駆けだして行きました。










テーマ2-7

ロイは今までこつこつと貯めてきたお金をバッグに詰めて、知り合いの鍛冶屋へ行きました。
彼はそこに、展示用の黄金製プレートアーマーと、これまた黄金製の棍棒があるのを知っています。
鍛冶屋は売り物ではないんだ、と最初は断りましたが、目の前に積まれていくお金とロイの必死な説得に、根負けして売ることにしました。
黄金色の鎧を着込んだロイは、その着心地にえらく感激。
そして両手で数えるほどしかいない商売相手に休業の旨を伝えると、彼は旅立っていきました。










テーマ2-8

冒険の日々はとても充実していました。
今まで見たこともない地を訪れ、その景色を脳に焼き付けました。
見たこともない動物に触れ、時には戦い、傷も負いました。
新しい技を閃き、体はさらに大きくなり、彼はどんどん強くなっていきます。
冒険仲間もでき、たくさんの珍しい素材や装備を手に入れ、一人前の冒険者になりました。










テーマ2-9

しかし頑丈な鎧を着ていてもいつかは痛んできます。武器もぼろぼろでした。
「おれは一旦ビスクに帰るよ」そう仲間に言い残して町へ帰りました。
町に着いたらまず、エッタに会いたい。
冒険の話をたくさんしたい。
ドラゴンから剥ぎ取った皮や、巨大なゾウの髭をプレゼントしたい。










テーマ2-10

ビスクに着くと、彼は商売盛んな西エリアへと直行しました。
しかし、いつもの木陰に彼女がいません。辺りを見回しても見つかりませんでした。
不思議に思った彼は近くで露店を開いている人に聞いて回りました。
「エッタっていう裁縫屋さんはどこですか?」
すると思いもよらない返事を聞くことになります。
「彼女なら大怪我をして寝込んでいるよ。」










テーマ2-11

服を売って生計を立てていたエッタは、自分で素材を採ってきたことがありませんでした。
いつも馴染みの客から素材を買い付けては、ほとんど利益の出ないような価格で提供していたのです。
ロイが冒険に出てからというもの、足りない素材が出てくるようになりました。
仕方なく彼女は武器を持ち、ネズミを狩ったり木を切ったりするようになりましたが、なかなか慣れません。
そしてある日、靴の底に使う樹液を取りにイルヴァーナ渓谷まで行くと、大怪我をして帰ってきたのです。










テーマ2-12

ロイは酷く悲しみました。
もっと早く帰ってきていたら。冒険にさえでなければ。あんなに浮かれなければ。
後悔ばかりが頭をよぎりました。
そしてエッタが作ってくれる服を想いました。
肩や膝に当てられたパッチ。ロイの体に合わせられたサイズ。
骨張った体が目立たないように工夫された服。










体なんか骨張ったままでよかったのに――――。










テーマ2-13

気がつくと、ロイは寝床にしている路地裏に寝ころんでいました。
狭い寝床の上に広がる空には雲一つなく、太陽の暖かい光が差していました。
起き上がるとそこに、白いローブの男がいます。
「願いは叶えたぞ。」
それだけ言って男は消えてしまいました。










テーマ2-14

ロイはエッタに会いに行こうと思いました。
思えば彼女がどこで寝泊まりしているのかも知りません。
広場に行って聞いて回ろう。そう思っていたロイは広場について驚きました。
いつもの木陰に、いつもの女の子。広げられたお洒落なローブ。
「ロイ。おはよう。そんなところに突っ立ってどうしたの?今日は狩りに行かないの?」
話しかけるエッタを遮るように、ロイは言いました。
「エッタ、怪我はもういいのか?おれ、頼んでくれたらなんでも採ってくるから。無理するなよ。」
彼女が訝しげに首を傾げているのを見て、ロイはやっと自分の体に気がつきました。
「あれ・・・?おれの体だ。」
それは、どう見ても骨張ったいつもの体でした。










ロイは狩りと木こりを繰り返す日々に戻りました。
結局、一連の冒険は夢だったのだろうと結論づけました。
もう骨張った体が憎たらしいとは思いません。
自分の体ごときを愛せない者に、愛する人を守ることなど出来ないと知ったのだから。










テーマ2-15

毎日せっせと働き、経験を積んだロイ。
危険な狩り場も悠々と歩き、巨大な樹木も倒せるすばらしい素材商人になりました。
エッタはいつも通り、さばさばとした性格でロイと接します。
しかしその目に信頼の光が宿っていることに、ロイは気づいているでしょうか。
彼は今日も欠かさずお祈りします。
「エッタと仲良くなれますように。ラル・ファク、イル・ファッシーナ。」


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この記事へのコメント
(´;ω;`)ブワッ
あれ、おかしいな、目から汗が止まらないよ(´;ω;`)
Posted by HMR at 2007.09.04 02:44 | 編集
>>HMR
ハゲみになります
Posted by GJ at 2007.09.04 15:37 | 編集
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